VeriSign SSLサーバー証明書申請代行サービスについてのご案内

1. SSLサーバー証明書の役割  2. SSLサーバー証明書について  3. VeriSign社について  4. SSLサーバー証明書のお申し込み条件
 5. SSLサーバー証明書のお申し込み方法 ■その他  6. Appendix  ■ご利用料金について  ■申込書ダウンロード

1. SSLサーバー証明書の役割
1.1 インターネット上の危険とSSLの必要性
現在では、インターネット上でWebブラウザを使用したショッピングやオークション、オンラインバンキングや株式ホームトレードなど、顔が見えない相手に商品代金を支払ったり、個人情報を入力しなければならない機会が大変増えてきました。 利用者の立場で考えれば、そのサイトを運営する会社が信用できるものなのか、入力した個人情報やクレジットカード番号などがインターネット上のどこかで盗聴されたりしないのか、といった強い不安が常に付きまといます。 実際に、「お金を振り込んだが商品も届かず、相手とも連絡が取れなくなった。」という相談が後を絶たないのも事実です。 そこで、この不安を信頼できる第三者がそのサイトの身元を保証し、データの盗聴を防ぐ手段を提供してくれれば、利用者は安心してそのサイトを利用することができます。

1.2 SSLの役割
SSL(Secure Socket Layer)は、Webサイトをアクセスするユーザーが安心して秘匿性を要する情報を安心してやりとりするためのものです。 SSLには、次の2つの役割があります。

情報の暗号化
WebサーバーからWebブラウザ、あるいはWebサーバーからWebブラウザに送られる情報を暗号化し、情報改竄・情報漏洩を防ぎます。暗号化の強度はbitで表し、この数値が大きいものほど、解読・改竄されにくい強力な暗号化が施されます。
組織の証明
Verisign
仮に、クレジットカード番号などの個人情報が暗号化されたとしても、オンラインショッピングのサイトを運営する会社が、架空会社であったり身元不明の企業である可能性が少しでもあれば、顧客は安心して取引を行うことができません。 SSLのサーバー証明書にはベリサイン社などの認証機関が、Webサイトの所有者が実際に存在する身元の確かな企業であるかどうかを保証され、左記のような認証マークを使用することもできます。
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2. SSLサーバー証明書について


お客様のWebサイトでSSLを使用するには、サーバーID(SSLライセンス)が必要です。 サーバー証明書は、「証明書」という名前で呼ばれてはいますが、その実体は、ベリサインなどの認証機関から発行される『情報暗号化を行う鍵』と『解読を行うための鍵』と、『Webサイトの保有者の身元証明』の3つを機能を兼ね備えた一種のデータファイルで、このファイルをWebサーバーに組み込むことにより、SSLの機能が実現されます。 サーバー証明書には、以下の2種類がありますので、何れかをお選び下さい。 通常多く用いられるのは『サーバーID』です。 また、万一SSLによって秘密裡に保持されるべき情報の安全性を喪失し、損害を被った場は、VeriSign社より補償を受けることができます。

種類 暗号強度 補償額 説 明
サーバーID 40〜128bit
(状況により変動)
1,000万円 オンラインショッピング、アンケートフォームなど一般的なSSLとして最も幅広く使用されているライセンスです。暗号強度は使用するブラウザのバージョンなどによって変動します。
グローバル・サーバーID 128bit
(状況により変動)
2,500万円 銀行・証券会社のオンライン取引等、一部の特別に強固な暗号化を必要とする目的で使用されているライセンスです。基本的な機能はサーバーIDと変わりませんが、非常に高い暗号化強度(128bit)を確実にご利用頂け、補償額も大きくなっています。

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3. VeriSign社について


ベリサイン社は、米国に本社をもつインターネットにおける情報の暗号化分野でのトップ企業です。 「ベリサイン」及び、「SecureSite」のロゴは、現在既にWebサイトのベリサイン社のSSLサーバー証明書は全世界で、765,000以上(2004年3月末現在)ものWebサイトでの採用実績を誇り、SSL暗号化を行っているウェブサイトの95%以上で利用されている、世界最大のサーバー証明書発行機関です。 ベリサインのサーバー証明書は、最も信頼されている世界標準と言うことができます。
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4. SSLサーバー証明書のお申し込み条件


4.1 お申し込みが可能な企業/団体
SSLサーバー証明書を取得して弊社レンタルサーバーでSSLを使用したセキュアなWebサイトを御利用頂けるお客様はお客様独自のドメインをお持ちでかつ、表1のいずれかに該当するお客様のみです。 次の様なお客様はお申し込み頂くことができません。
表1:サーバー証明書の取得が可能な組織
種別種  類
(1) 一般企業等 有限会社, 株式会社, 合名会社, 合資会社, 企業組合, 相互会社, 医療法人
(2) 公共法人 政府機関, 地方公共団体及び関連団体, 公庫, 公団, 特殊法人
(3) 公益法人等 社団法人, 財団法人, 宗教法人、社会福祉法人, 商工会議所, NPO法人など
(4) 組合等 農業協同組合、漁業協同組合、生協、信用金庫、労働金庫, 連合会
(5) 教育機関 学校法人, 公立高校/大学, (公立小中学校は管轄自治体としてお申し込み下さい)
(6) 国家資格取得者 弁護士、公認会計士、税理士、弁理士、司法書士、行政書などの事務所

4.2 お申し込みが可能な御担当者
お申し込みが可能な御担当者 お申込書(様式1)の「申込責任者」は代表者または課長職以上(大学の場合は教授職以上、弁護士事務所などの国家資格取得者の事務所の場合は代表者)の方をご記入下さい。
※様式1についてはお申込用紙をご参照下さい。→こちらからダウンロードできます。

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5. SSLサーバー証明書のお申し込み方法


4.1 必要書類
一部のお客様では、次の書類をご用意頂く必要があります。 但し、ベリサイン社が必要と判断した場合は後でこれら(又は別の)書類の提出を求められる場合もございます。 予めご了承下さい。 国家資格取得者の事務所としてお申込の場合は、資格毎に必要な書類が異なりますので表2をご確認の上添付書類をご用意下さい。

法人登記簿謄本 お客様の企業/団体が帝国データバンクの企業コードをお持ちの場合には法人登記簿謄本の提出は不要です。 企業コードをお持ちではない場合は、必ず法人登記簿謄本(発行日より3ヶ月以内のもの)1部を申込書(様式1)と併せてご送付下さい。 これは、お客様の法人の存在確認する目的で使用されるものです。
ne.jpドメイン誓約書 ne.jpドメインに関するSSLサーバー証明書をお申込の場合には、様式2もご送付下さい。
CSRファイル(データ)  弊社レンタルサーバー以外でSSLを使用する目的で申請される場合には、別途CSRファイルをご送付いただく必要があります。

※帝国データバンク・企業コードの確認方法は次のURLから行って下さい。
 http://www.tdb.co.jp/ → [企業コード検索](画面左上) または
 http://www.tdb.co.jp/cgi-bin/search/first.asp 検索時に"株式会社"などは不要です。

表2:国家資格取得者の事務所が申請する場合
 弁護士公認会計士税理士
申請者情報
1. 会社名
2. 役職
3. お名前
 
法律事務所名
弁護士
個人名
 
公認会計士事務所名
公認会計士
個人名
 
税理士事務所名
税理士
個人名
届出書類 ・登録申請書※
(印鑑登録されている印鑑を捺印)
(事務所代表弁護士による申請)
・登録申請書※
(印鑑登録されている印鑑を捺印)
(事務所代表公認会計士による申請)
・登録申請書※
(印鑑登録されている印鑑を捺印)
(事務所代表税理士による申請)
・印鑑証明書
(個人として登録してある印鑑証明書)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
・印鑑証明書
(個人として登録してある印鑑証明書)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
・印鑑証明書
(個人として登録してある印鑑証明書)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
・証明書
(弁護士連合会が発行したもの)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
(登録等証明書取扱準則関係)
・登録証明書
(会計士協会が発行したもの)
(発行日より3ヶ月以内の物)
(様式第2号−第5条第2項関係)
・登録証明書
(税理士会連合会が発行したもの)
(発行日より3ヶ月以内の物)
(第41号様式−第34条第1項関係)
  ・公認会計士証票(写真付き)のコピー
 
・税理士証票(写真付き)のコピー
 
 弁理士司法書士行政書士
申請者情報
1. 会社名
2. 役職
3. お名前
 
特許事務所名
弁理士
個人名
 
司法書士事務所名
司法書士
個人名
 
行政書士事務所名
行政書士
個人名
届出書類 ・登録申請書※
(印鑑登録されている印鑑を捺印)
(事務所代表弁理士による申請)
・登録申請書※
(印鑑登録されている印鑑を捺印)
(事務所代表司法書士による申請)
・登録申請書※
(印鑑登録されている印鑑を捺印)
(事務所代表行政書士による申請)
・印鑑証明書
(個人として登録してある印鑑証明書)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
・印鑑証明書
(個人として登録してある印鑑証明書)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
・印鑑証明書
(個人として登録してある印鑑証明書)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
・証明書
(弁理士会が発行したもの)
(発効日より3ヶ月以内のもの)
(第57条第7項関係)
・登録証明書
(司法書士会連合会が発行したもの)
(発行日より3ヶ月以内の物)
(付録第33号様式−第29条第2項関係)
・登録証明書
(行政書士会連合会が発行したもの)
(発行日より3ヶ月以内の物)
(様式第32号−第28条第1項関係)
・身分証明書(写真付き)の写し(コピー) ・会員証(写真付き)の写し(コピー) ・行政書士登録証票(写真付き)の写し(コピー)

5.2 お申し込みの手順
お客様から弊社に必要な書類を頂いてから、実際にライセンスが発行され実際にサーバーでSSLをご利用頂けるようになるまでに、約7営業日程度かかります。

  1. 帝国データバンク企業コードをご確認の上、5.1の必要書類をご準備し、お申込書(様式1)と共にファルコンシステムコンサルティング株式会社晴れネット事務局まで、郵送にてご送付下さい。
     →お申込書についてはこちらからダウンロードできます。
  2. 弊社がお客様からのご入金を確認致しましたら、お客様から頂いた情報を元に当社が、ベリサイン社への申請を行います。
  3. ベリサイン社がお客様の組織を確認します。(この過程でベリサイン社からお客様に確認電話があります)
  4. ベリサインからのサーバー証明書が発行されましたら、お客様のWebサイトへサーバー証明書をインストールします。(晴れネットサーバーではなく、お客様ご自身のサーバーでSSLをご利用頂く場合は、サーバー証明書のインストールを行って頂く必要がございます。弊社の有償インストールサービスもご検討下さい。)
  5. 実際にお客様のサイト内で暗号化を必要とするコンテンツへのリンク記述をhttp→httpsへ修正して下さい。
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その他


ライセンスの更新について
ベリサインのライセンスは、発行日から1年、または2年間が有効期限となりますので、期間経過後継続してSSLをご使用頂く場合には、ライセンスを更新して頂く必要があります。ライセンス期限満了1ヶ月前までに、弊社から郵送にて更新のご案内をご送付させて頂きます。ライセンスの更新をご希望の場合には、更新日の2週間前までに更新申込及び更新料のご入金を頂きますようお願い致します。

注意事項
ベリサインSSLサーバー証明書をお申し込み頂く上での注意点は、下記をご覧下さい。

サーバー証明書は、運用するサーバーのシステム、コモンネーム毎に固有のものですので表3のような場合には、以前ご購入されたライセンスの有効期間が残っている場合でも無効となり、引き続きSSLを御利用頂くためには別途新規にライセンスをご購入頂く必要があります。

表3:ライセンスが無効となる場合
晴れネットサーバーの解約 晴れネットサーバーで運用されていたWebサイトを閉鎖される場合
お客様の自社サーバーへの移管 晴れネットサーバーを解約して、お客様の管理する別のサーバーにWebサイトを移す場合
他社レンタルサーバーへの移管 晴れネットサーバーを解約して、別のレンタルサーバー業者のサーバーにWebサイトを移す場合
晴れネットサーバーへの移管 お客様の自前のサーバーや他社のレンタルサーバー、弊社の別サービス(従来のバーチャルサーバーサービスなど)から晴れネットサーバーへWebサイトを移管する場合
申請時のドメインが無効となった場合 ベリサインへのライセンス申込時に使用したドメインの有効期限が切れた場合
お客様のサーバー環境が変更となる場合 お客様が自家運用されているサーバーで、WebサーバーのOSやhttpサーバーソフトウェアの種類やバージョンが変わる場合(SSLサーバー証明書のデータはhttpサーバーソフトウェアに依存します)
コモンネームの変更 お客様のWebサイトを別のドメイン名に変更する場合など、コモンネーム(サーバーホスト名+ドメイン名。例:www.harenet.ad.jp)が変わる場合

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6. Appendix


6.1 CSRファイルとは(弊社レンタルサーバー以外でSSL利用の場合)
CSR(署名リクエスト:Certificate Signing Request)とは、SSLサーバー証明書をインストールするWebで生成したデータファイルです。 サーバIDを申請するためには、まずウェブサーバで、SSL暗号化通信に使用するキーペア(公開鍵・秘密鍵)を作成します。 作成したキーペアより生成するCSRには、公開鍵の情報の他、生成時に指定する情報(ディスティングイッシュネーム)が含まれます。 ベリサインでは、認証作業の後、お預かりしたCSRの中に含まれるお客様の公開鍵に対して署名をし、サーバIDとして発行しています。
「晴れネットサーバー」など、弊社レンタルサーバーでSSLを利用される目的でお申し込みの場合は、お客様側でCSRファイルの生成、弊社への送付、発行されたSSLサーバー証明書のインストールを行っていただく必要はございません。(弊社で対応させていただきます)

※発行されるサーバIDは、申請時に提出されたCSRを生成したキーペアに対応しています。正しいキーペアに対してのみインストールが可能ですので、CSRを生成したキーペアを紛失しないよう充分にご注意ください。
※CSRファイルの生成手順および、対応したWebサーバーの種類、バージョンにつきましてはWebサーバーの製品マニュアルまたはメーカーにお問い合わせください。

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ご利用料金について


料金について
(1)ライセンス費用
下記の何れかからお選び下さい
ライセンス名暗号化強度年間ライセンス価格
サーバーID(1年間) 40bit \85,050(税抜:\81,000)
サーバーID(2年間) \160,650(税抜:\153,000)
グローバル・サーバーID(1年間) 128bit \144,900(税抜:\138,000)
グローバル・サーバーID(2年間) \277,200(税抜:\264,000)

(2)弊社申請代行・サーバー設定手数料 \5,250(税抜:\5,000)

お支払い方法
SSLサーバー証明書のお申し込みにつきましては、料金の前払いのみとさせて頂いております。 申込書及び必要書類をご送付頂くのとあわせて、下記口座までご入金頂けますよう、お願い致します。 なお、誠に勝手ながら、振込手数料はお客様ご負担とさせて頂いております。 ご了承頂けますようお願い致します。 なお、事前に弊社からのご請求書が必要な場合は別途担当者までご連絡下さい。

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申込書ダウンロード


SSL申請代行について、サービスガイド及び申込書をダウンロードしてご利用いただけます。

・SSL申請代行サービスガイド・SSL申請代行申込書(様式1)
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